性善説は人を縛り、人を否定し、弱さを否定し、生命を否定する。だから上手くいかない
人間は常に正しくあれない
人間は常に清く正しくあれない
それを前提にしないと
それができる一部の人間が
無理やり努力し出来ない人間が卑屈に生きる社会になる
人間が腐敗することを前提にし
人間が犯罪を犯す事を前提とし
人間がいつか死ぬ事を前提とし
人間が生物であることを前提としないと
社会は機能しないし続けられない
性悪説というより性堕落説であるべきで
人間は悪であるというより人間は保身や腐敗を行い
それによって苦しむ人が現れるので
それを否定するのではなく
疲れ、或いは老衰、あるいは別のやりたい事を見つけて
もはや全力を出せない人間に無理強いしない社会がよい
選挙や民主主義、自由主義でも社会主義でもまだこれに至っていない
この基本構造の流れ、運用を機械にやらせないと
神に縋るのではなく
人との連帯にすがるのでもなく
人が作り出した機械に信託して
機械が不具合が起きれば修復する社会の方がより
人間は生きやすくなる