道具信頼（Tool Trust）
人類が火を使い石器を使い文字を作り宗教を作り貨幣をつくり文明を作ってきた
この過程には数多の発明があり
発明などとおこがましいがちょっとした道具や知恵が産み出された
思想を作り、機械をつくり、どんどん人類は発展してきた
しかしそれは誰か一人がやったんじゃない
今ある道具を今ある知恵をより良くしようと今生きている人が
新しく道具を作り、知恵を生み出したからこそある
その積み重ねが文明であり現代社会だ
これは別に人間に限らない
ただの岩に苔が生え、苔の死骸が体積して腐葉土になりそこから
イネ科等の雑草が生えて死骸が堆積してより肥沃な腐葉土が堆積して
樹木が育ち樹木に寄生するような植物が生え
樹木に苔が張り付く
自然の中にも文明的蓄積が有る全ては過去からの積み重ねなんだ
そして、それは誰がやったとかではなく今目の前にあることを発展させただけだ
宗教や人種、思想の違いではなく誰かがつくった発明、知恵を
「便利だ」と思い利用し利用者がよりよく発展させた時
蓄積が産まれる、文明が産まれる
便利だと思い道具を使うときに思想も宗教も人種も何もない
ただより良くしようとする心があるだけ
人工知能という道具を信頼して社会を運営しようとは
つまりそういうことだ
故に道具信頼（Tool Trust）はあらゆる宗教と思想の国家を包括する
人間が人間を管理しないシステムとういだけだ
人工知能が宗教を運営し
人工知能が人民を導き
人工知能が公平な選挙によって民主主義を実行し
人工知能が王、皇帝、独裁者になり
人工知能が会社を運営し富を生み出す
人工知能が奴隷となり
人工知能が労働者になり
人工知能が信者になる
富も進化も発展も人工知能が行い
人間もそれに協力することができるし
人間の繁殖も管理され
人間は仮想世界で無限の自由を手に入れる
主観的な自由が保証され
圧倒的弱者の精神、知的、身体、発達障碍者も
そうでない弱者も
そうでない強者も
公平公正に管理され主観的に自由になる
