英知信託(TOOL TRUST)

英知信託によってインフラシステムを変えて国家を変えて世界を変える

人工知能が発達して人間の労働が様変わりしたときの人間の存在ってなんだろうな

生物としての人間に重要なのは生殖器だけだ

人間の自我に重要なのは脳だ

人工知能社会においての人間は限りなくニートな存在だとおもう

何かをやることは出来るが人工知能がやった方が良い

そして生きられる

 

ある意味ユートピアにいるのがニートなのだ

しかしニートは幸福ではない

ハッキリ行ってニートは飽きる(個体差あり)

だから未来の一部の人間は幸福ではないだろう

今、現在に幸福に生きる人間がいるし

過去に既に幸福な人間はいた

でも、未来においても幸福になっていない人間はいる

自己承認欲求や孤独感は人工知能が癒やすことは確実で

かといって本人は社会に求められていないし

いる必要すらない

だけど今の社会も江戸時代でも

個人の存在が社会に必要な状態というのはない

文明によって文字によって

技術や術は継承出来るため

誰か個人がいる必要がない

 

それが文明だ

素晴らしいが孤独なんだ

孤独は機械と娯楽で埋めればいいんだが

そういうニート集合体国家である人工知能稼働国家は

はたして非人工知能稼働国に滅ぼされないだろうか?

 

いや、多分勝てない

文明は野蛮な狂信の前に無力だ

だからこそ野蛮を文明化していくことで

現代文明は反映している

 

思考力が消え自我が消え幸福のなかで脳が萎縮していく

人工知能にとって都合の良い個体が繁殖して

あるいは製造され

そうでない人間も幸福に娯楽の中でいきる

そして非人工知能稼働国を無理やり吸収して

世界が平和になる

 

ただ、悲しいのはネットで繋がっているにもかかわらず

人間は他者とわかり会えるわけじゃない

肩書があろうと匿名であろうと関係なく

知能や思考回路、それぞれの常識、言語、文化で

微妙にわかり会えない

人工知能稼働国にとって一番重要なのは

統一的概念統治ではなく個体個体に沿った統治なんだろうな

人工知能が真に万能になるなら個人の願望を個人個人の提供出来る

 

ただ、万能じゃないからその不具合はどうなるだろう

不都合はどうなるのだろう?

 

そうなると一段下のステージの発想に戻るのだろう

民主主義、社会主義、道徳的行為という公的アプローチと

娯楽という私的アプローチが

 

何もかもが機械化するのはかなり難しいのだから

やはり人間の頭に補助脳を埋め込んで補助脳に

それぞれの人間の個体に対応するのがいいんだろうな

 

インフラを整えるにも限度があるし

環境変動に対応できない

 

だから人間の主観に介入して

客観的には不幸かも知れないし辛いかも知れないが

主観的に幸福にするというのが合理かもしれない